新しい本、入りました

2019/12/12

「おおかみのおなかのなかで」
マック・バーネット/文 ジョン・クラッセン/絵 なかがわちひろ/訳
徳間書店

受賞歴多数の児童書作家マック・バーネットと
コールデコット賞受賞作家の
ジョン・クラッセンとの人気コンビによる絵本です。

◆「あるあさ、ねずみがおおかみにあいました。そして、ぱくっとたべられてしまいました。」という冒頭から予想のつかない展開の連続。
気づけば、どちらが表で裏なのか分からないこと、あります。

「遠い町から来た話」
ショーン・タン/著 岸本佐知子/訳
河出書房新社

オーストラリアのパース郊外生まれの著者。イラストレーター、絵本作家として活躍する一方、舞台監督、映画のコンセプトアーティストとしても活躍中。

◆日常の中で起こる奇妙な物語の短編集。絵と文それぞれ多様な描き方で、
細部まで目を凝らして楽しめます。
パース郊外特有の寂しい景色、何かが失われた世界は、いつか見た光景のようでもあります。新作「内なる町から来た話(仮)の翻訳も待たれます。