新しい本、入りました

2020/7/9

「岸辺の二人」
作/マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット 訳/うちだややこ
くもん出版

2001年アメリカアカデミー賞短編アニメーション賞を受賞した
オランダの作品を、監督自ら絵本化したもの。

◆アニメーションが元になっているというだけあって、
毎ページ、映画の一場面のような風景を共に旅することができる一冊です。


「森のおくから むかし、カナダであったほんとうのはなし」
作/レベッカ・ボンド 訳/もりうちすみこ
ゴブリン書房

100年ほど前、カナダに住んでいた作者の祖父が主人公の実話。

 ◆ 普段は交わることがない人と動物が、生き抜くためにとった、
同じ場所で同じ時を共有するという奇跡の様な出来事を題材にした実話。
自らの命をまっとうするということにおいて、人も動物も懸命に生きる
ひとつの個体に過ぎないのだということが、なぜこんなにも
嬉しいのだろうと思います。